戻り寒波も去って、一気に暖かくなってきましたね。
ここ数年の寒春と違って、今年は初夏のような春になりそうです。
熱帯果樹にとって日本の冬は試練のときです。
特に秋から初冬に実をつけた場合、寒い中でその実を育てていかなければなりません。
冬の最低気温は、一般のご家庭で8~10℃くらい、当温室では12~14℃です。
いずれにしても彼等の故郷の気候から較べればかなり寒いので、少しづつ慣らして、ちゃんと実を完熟させる能力をつけさせなければなりません。
さて、この冬、温室内で実をつけた果樹たちはどのように過ごしてきたのか、今日からシリーズで紹介していきます。
まずはじめはリュウガン。
1月に開花報告しましたが、その後いくつかの花が結実しました。
暖房機の前にあったため、当初は幼果が乾燥でやられてしまうアクシデントもありましたが、その後場所を移動し、今は8個の実を付けています。

この実の成長速度が普通なのか遅いのかは、初めてのことなのでわかりません。時間がかかってもいいから、順調に完熟してくれることを期待しています。
ウニ
ここ数年の寒春と違って、今年は初夏のような春になりそうです。
熱帯果樹にとって日本の冬は試練のときです。
特に秋から初冬に実をつけた場合、寒い中でその実を育てていかなければなりません。
冬の最低気温は、一般のご家庭で8~10℃くらい、当温室では12~14℃です。
いずれにしても彼等の故郷の気候から較べればかなり寒いので、少しづつ慣らして、ちゃんと実を完熟させる能力をつけさせなければなりません。
さて、この冬、温室内で実をつけた果樹たちはどのように過ごしてきたのか、今日からシリーズで紹介していきます。
まずはじめはリュウガン。
1月に開花報告しましたが、その後いくつかの花が結実しました。
暖房機の前にあったため、当初は幼果が乾燥でやられてしまうアクシデントもありましたが、その後場所を移動し、今は8個の実を付けています。

この実の成長速度が普通なのか遅いのかは、初めてのことなのでわかりません。時間がかかってもいいから、順調に完熟してくれることを期待しています。
ウニ
先日花芽を紹介したリュウガンの開花です。

当温室では初めてのリュウガンの花。
何とか実をならせたいと人工授粉を試みたのですが、めしべの突起の周囲にあるイボのようなものがオシベなのか、それにしても変だなと思いつつ何回か試みたのですが、よくわからずじまいで結局諦めました。
そして、その後数日経って見ると、

おお、これぞまさしく開花、そしてオシベとメシベ。
先の話は、まだ開いていないオシベを一生懸命採ろうとしていたのでした。
で、再度人口受粉を試みようと・・・、どうも梵天が効くタイプではなさそうなので、オシベを採ってメシベにつけようと試みたのですが、花自体が落ちてしまいうまくいきません。
しかし頼りになりそうな虫はいないし、この時期に咲いた場合は、やはり人工授粉しかないように思えます。
結局、今回はそのまま様子を見ることにしました。
かすかな望みがあるとすれば、温室内でも比較的(温風機の)風に当たる場所にある、ということでしょうか。
ウニ

当温室では初めてのリュウガンの花。
何とか実をならせたいと人工授粉を試みたのですが、めしべの突起の周囲にあるイボのようなものがオシベなのか、それにしても変だなと思いつつ何回か試みたのですが、よくわからずじまいで結局諦めました。
そして、その後数日経って見ると、

おお、これぞまさしく開花、そしてオシベとメシベ。
先の話は、まだ開いていないオシベを一生懸命採ろうとしていたのでした。
で、再度人口受粉を試みようと・・・、どうも梵天が効くタイプではなさそうなので、オシベを採ってメシベにつけようと試みたのですが、花自体が落ちてしまいうまくいきません。
しかし頼りになりそうな虫はいないし、この時期に咲いた場合は、やはり人工授粉しかないように思えます。
結局、今回はそのまま様子を見ることにしました。
かすかな望みがあるとすれば、温室内でも比較的(温風機の)風に当たる場所にある、ということでしょうか。
ウニ