サポジラに小さな実がついているのを発見しました。
2個だけですが、よくできたなあと感慨深いです。

このサポジラは温室の入り口にある大株の見本樹で、年に3~4回一斉に花を咲かせます。
昨年の8月~10月に次々と花を咲かせ、今度は実をならせようとジベレリン処理を始めたのですが、ちょうどその頃、大規模なすす病にやられてしまいました。葉の裏側、葉脈に沿ってついたカイガラムシは何とか取り除いたのですが、すすはあっという間に広がり、花がすすの中から咲いているような状態になって、もう受粉どころではなくなってしまったわけです。
当初は悠長に薄めの薬剤をかけてみたのですがまったく歯が立たず、結局11月になって、葉についたすすを1枚1枚拭き取りました。これが功を奏してすす病は退却、しかし結実は、もう諦めていたわけです。
さて、そんな中でついたこの実、時期的なこともあって今でも本当に成長しているかどうか疑問です。
でも、やはり期待したくなっちゃいますね。

下の写真は、以前になったときの様子です。
こんな風になれば収穫なんですが・・。

教訓その1.カイガラムシを見たらすす病対策を、
教訓その2.すす病になったらまず拭き取るのが確実な方法
ですか。
ウニ
2個だけですが、よくできたなあと感慨深いです。

このサポジラは温室の入り口にある大株の見本樹で、年に3~4回一斉に花を咲かせます。
昨年の8月~10月に次々と花を咲かせ、今度は実をならせようとジベレリン処理を始めたのですが、ちょうどその頃、大規模なすす病にやられてしまいました。葉の裏側、葉脈に沿ってついたカイガラムシは何とか取り除いたのですが、すすはあっという間に広がり、花がすすの中から咲いているような状態になって、もう受粉どころではなくなってしまったわけです。
当初は悠長に薄めの薬剤をかけてみたのですがまったく歯が立たず、結局11月になって、葉についたすすを1枚1枚拭き取りました。これが功を奏してすす病は退却、しかし結実は、もう諦めていたわけです。
さて、そんな中でついたこの実、時期的なこともあって今でも本当に成長しているかどうか疑問です。
でも、やはり期待したくなっちゃいますね。

下の写真は、以前になったときの様子です。
こんな風になれば収穫なんですが・・。

教訓その1.カイガラムシを見たらすす病対策を、
教訓その2.すす病になったらまず拭き取るのが確実な方法
ですか。
ウニ
温室の雑草取りをやろうとしてやめました。
雑草と言ってもネフロピレスやプテリスの仲間のシダ類、アジアンタムの仲間、タニワタリなど、ひとつひとつが立派な観葉植物なので、除去する気にはなれなかったわけです。温室ではこれらのシダ類や子宝草、それに貴重な薬用植物であるセンシンレンなどが自然繁殖状態になっているようです。普段メンテに手間かけてないので、思いもかけないことが起こってたんですね。
写真は少しピンズレですが、サポジラの実です。
今は温室の入り口付近に、ウェルカムツリーのように置かれています。この実がジャガイモに似ているので、ツリーポテトなどとも呼ばれているようです。ただし味は柿に似ていて、触感は梨のようにシャリシャリしています。そして何より甘い。まるで黒糖でもまぶしたかのような、熱帯の果物特有の甘さです。(十分に追熟して食べます。)

この木の花は年中開花しています。
地味な壺状の花で、交配もなかなかし難いようですが、ジベレリンで処理するとよく結実します。
ここしばらく、実をつけさせたことはありませんが。
←サポジラの花
この木のもうひとつの特徴は、樹液からチューインガムの原料であるチクルが採れることです。原産地のメキシコなどでは、原住民のインデアンが噛んでいたそうです。
※今のチューインガムに使用されているのは殆ど合成物のチクルだと思います。かつて“天然チクル”を売りにしていた商品がありましたが、あれはもしかしたらサポジラの樹液かも・・・。
なにかと話のネタが多いサポジラ。熱帯果樹のなかでは育て易く、家庭園芸初心者の方にもオススメできる果樹のひとつです。
ウニ
雑草と言ってもネフロピレスやプテリスの仲間のシダ類、アジアンタムの仲間、タニワタリなど、ひとつひとつが立派な観葉植物なので、除去する気にはなれなかったわけです。温室ではこれらのシダ類や子宝草、それに貴重な薬用植物であるセンシンレンなどが自然繁殖状態になっているようです。普段メンテに手間かけてないので、思いもかけないことが起こってたんですね。
写真は少しピンズレですが、サポジラの実です。
今は温室の入り口付近に、ウェルカムツリーのように置かれています。この実がジャガイモに似ているので、ツリーポテトなどとも呼ばれているようです。ただし味は柿に似ていて、触感は梨のようにシャリシャリしています。そして何より甘い。まるで黒糖でもまぶしたかのような、熱帯の果物特有の甘さです。(十分に追熟して食べます。)

この木の花は年中開花しています。
地味な壺状の花で、交配もなかなかし難いようですが、ジベレリンで処理するとよく結実します。
ここしばらく、実をつけさせたことはありませんが。

この木のもうひとつの特徴は、樹液からチューインガムの原料であるチクルが採れることです。原産地のメキシコなどでは、原住民のインデアンが噛んでいたそうです。
※今のチューインガムに使用されているのは殆ど合成物のチクルだと思います。かつて“天然チクル”を売りにしていた商品がありましたが、あれはもしかしたらサポジラの樹液かも・・・。
なにかと話のネタが多いサポジラ。熱帯果樹のなかでは育て易く、家庭園芸初心者の方にもオススメできる果樹のひとつです。
ウニ