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南国の蘭や果樹たちに触れているうちに、気分はすっかりトロピカル。
花盛りのカカオ
暑くなってきて、今年もカカオの花が盛り。
でも、うまくいかない人工授粉はもう諦めました。
通販も行っているある植物園で、「当園のカカオは何もしなくてもよく実がつきます」と書いてあった。
羨ましい限りです。
カカオ815②b
   カカオ815①b

※背景に写っているバニラの葉が、ちょっと紛らわしくてすみません。

ヘラニア(モンキーカカオ)の方にも芽が出てきましたがこれも昨年の例があるので、あまり期待しないことにしました。
ヘラニア815b


ウニ

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ヘラニアのツボミ消えた!
このところ台風がよく来ますが、そのたびに気温がぐっと下がって秋めいてきましたね。「今年は残暑が長い」という予報で8月に植えたドリアンの種がうまく育つかどうか、心配になってきました。

それにしてもひと月ほど前に紹介したヘラニアの蕾、いつの間にか消えてました。あそこまで形が見えていたので、落ちていれば下に見つかりそんなものなんですがそれもなく・・・。ひとつの芽が勢いよく伸びだすと同時に他の芽が枯れていく、これが単幹性の木の特徴なのかもしれません。

で、今の状況はこんな感じです。
ヘラニアの幹①b ヘラニアの幹②b

上の方で勢いよく伸びている芽と裏腹に、下の方では(花芽も含めて)芽という芽が全滅状態。根元からひょろひょろ伸びている芽も風前の灯です。

ただ、幹生花の木は幹からの芽吹きも多いということもわかってきました。
この性質をうまく利用して繁殖できそうな気もします。

(下の写真は、相変わらず幹から蕾を出しまくっているカカオです。)
カカオの幹b


ウニ

カカオの人工授粉
相変わらずうまくいきません。
今回はDTPのKさんの協力を得て、カカオの花について少し説明します。

高温性のカカオの花は今が最盛期。
  カカオの花bb

この小さい花をうまく合わせて受粉させるわけなので結構大変です。
目が良くないと無理だし、相当根気が要ります。

さて、この花はどんな構造をしているのでしょう。
カカオの花をよく見ると真中にある花柱(めしべ)と、その周りに黒いひげのようなもの、さらにその周りに、黄色いしゃもじのような装飾をつけたフードがあります。
この黒いひげのようなものは仮雄ずいと言って、退化したおしべで機能上は不要のものです。今ではむしろ、めしべをガードしているようにさへ見えます。
カカオの花・字入れb

本当のおしべは、その周りにあるフードの内側に隠れています。
カカオの花②・字入れb

上の写真ではまだフードの中に隠れているのでわかりずらいですね。
そこで、機能上不要の仮雄ずいとフードを出来る限り除去してみました。
カカオのおしべ・字入れb

これだとフードがなくなって花粉(おしべ)がよく見えます。
ちなみに、おしべもフードも仮雄ずいも5対づつありますが、手を加えているうちに少しとれてしまいました。

人工授粉は、このおしべの先にある花粉を、幹からでている別の花のめしべにつけるわけです。
上の被写体を作る作業でも結構大変でした。
これを受粉させるとなると、小さいだけでなく(前述の)仮雄ずいが邪魔になるので、なかなかイライラするわけです。

でもまあ、この苦労が実る日を夢みて、励んでみようと思います。


ウニ

ヘラニアの花芽
原種のカカオ、ヘラニアにまた花芽ができました。
今年の冬に葉が全て落ちてしまい、心配しておりましたが春に幹のここかしこから芽吹きが。前回の写真以降、ひとつの芽が大きく成長し始めると、他の芽は枯れてきました。
    成長中のヘラニアの芽b

これで少しは枝ができるかなと期待したのですが、なかなかうまくいきませんね。
と、幹の下の方を見るとまだ芽が生きていて、そのうちのふたつは蕾に生長。
    ヘラニアの花芽b
(写真、幹の上右側と下左側です。)

しかも他にもまだ花芽になりそうなのがいくつか・・。

今年もあの奇怪な花が見れそうです。


ウニ


カカオの新芽
こちらは本来のカカオの木。
高温性のカカオも夏本番になって活動を始めました。
透明感のあるオレンジの新葉が日に映えます。
カカオの新芽b

葉が一人前になると、黄色から緑へと変わっていきます。

カカオは高温性ですが、直射日光には弱いので要注意。
これから夏にかけて、幹という幹に花を咲かせます。

ウニ
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